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guide to kids’ eyewear
子どもメガネの選び方


子どもメガネの選び方ガイド
子どもメガネの
選び方ガイド
by s and h kids
1. まずは眼科で正しい診断から

お子さまの「見えづらそうなサイン」に気づいたら、まずは眼科での受診が第一歩です。黒板やテレビを見るときに目を細める、顔を近づけるなどは要注意。視力だけでなく、目の健康状態も総合的にチェックしてもらいましょう。処方箋はその後のメガネ選びの基準になります。
2. 子どもの顔は「小さい大人」ではない
子どもの顔は、大人の顔をそのまま小さくした造りではありません。骨格や輪郭は成長の途中で日々変化します。そのために大切なのは、ひとりひとりの特徴や生活スタイルに合わせたメガネ選びです。
デザインはもちろん、お顔や動きにしっかりフィットする構造・素材を選ぶことが重要。鼻や耳の後ろ、装用したときの位置などを柔軟に調整できるパーツを使用している製品が理想です。ズレや痛みがあると、かける時間が減ってしまい、せっかくの視力補正効果が発揮できません。
3. フィット感を確認するチェックポイント

- レンズの中心と瞳の中心が合っているか
- 顔の幅とメガネの幅が適切か(小さすぎても大きすぎてもストレスの原因になります)
- テンプル(つる)が耳の後ろまでしっかり届き、耳の形に自然に沿っているか
- 鼻パッドの位置が適切か(素材や形状の選択肢も確認)
4. 素材と形状の選び方
子ども用のメガネは、軽くて衝撃に強い素材が理想です。ただし、硬すぎる素材は衝撃時にお顔を傷つけることもあります。ボールが当たったり転んだりしたときに安全性を確保できる、しなやかさと耐久性を両立させた素材がおすすめです。
5. 安心のサポートとアフターケア

購入時の調整だけでなく、成長や使用状況に合わせた定期的なメンテナンスも必要です。鼻パッドやテンプルパーツの交換、フレームのゆがみ直し、レンズのクリーニングなど、アフターケアをしっかりと受けられるお店を選びましょう。
6. 保証・サービス内容も確認
お子さまは日常でアクティブに活動するため、フレームやレンズの破損が発生することもあります。製品自体の保証と併せて販売店独自の保証も確認しておきましょう。
- フレーム保証期間
- レンズ保証期間
- レンズの度数変更・交換の対応可否
これらを事前に把握しておくと、いざというときも安心です。
まとめ

はじめての子どもメガネは、見た目のかわいさやデザイン性だけでなく、成長中のお顔へのフィット感や安全性が何より大切です。正しい診断、適切なサイズ感、安心できる素材、そして購入後の調整やサポート。これらをしっかり押さえれば、お子さまにとって“毎日に寄り添うメガネ”となり、日々の生活や学びを支えてくれるようになるでしょう。

